履歴書に使用する就活証明写真でやりがちなヘアセットと男女別注意点

証明・就活写真のヒント

就活写真(証明写真)は履歴書やエントリーシートに貼付し、面接時の採用担当者が必ず目にすることになります。履歴書やエントリーシートを採用担当者同士が話し合う際にも貼った写真を見るため、志願者の第一印象を就活写真(証明写真)で見られます。また、履歴書写真(証明写真)では、顔が中心となった証明写真になるので、ヘアセットも注目されます。
できるだけ採用担当者に好印象を持ってもらいたいと思う人も多く、就活写真にふさわしくない髪型で印象をマイナスにする事を避けたいと思う方が多いと思います。
つい無意識にやってしまうヘアセットや、避けたほうがいいヘアセットなど理由をご紹介していきます。

★履歴書の就活写真(証明写真)のヘアセットは男女すっきりが基本


履歴書に使用する就活写真(証明写真)の印象を大きく左右する要素の一つがヘアセットとされてます。女性ではメイクする際のアイシャドウの入れ方や口紅の色味なども考えられますし、男性ではネクタイやシャツ・スーツの色味などのも考えられますが、それ以上に写真を見たときに目立つのがヘアセットになり、就活写真(証明写真)の中で占める割合も高く重要です。

就活や履歴書写真(証明写真)の撮影の際のヘアセットといえば、髪の毛を黒くして男性は短髪に女性はひとつ結びというイメージを持っている人が多いと思います。間違えではありませんが就活や履歴書写真で大事なのは「清潔感」と「誠実さ」です。ヘアセットは前髪もサイドの髪も含めて、顔周りに髪の毛がかからないよう顔全体が明るくすっきりと見える状態に整え耳をしっかりと出すことで、清潔感のある印象になるのでおすすめです。

そもそも履歴書写真は就活写真(証明写真)としての意味合いも強いので、顔全体がよく見える状態でなければ意味がありません。「フェイスラインが丸くて恥ずかしいから」「頬骨が張っているから」といった理由で顔を隠していると、就活写真(証明写真)としてマイナスな履歴書写真になってしまうので注意しましょう。

★履歴書の就活写真(証明写真)や就活で男性NGなヘアセット


女性の場合は髪の長さも人によって異なるしNGなヘアスタイルがあるのは分かるが、髪の毛の色など気を付ければ、NGなヘアスタイルはないのではないかと思う男性人は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。男性にもNGなヘアスタイルや注意したいヘアセットはあり、男性の意外とNGなヘアスタイルについてご紹介します。

染髪(金髪・茶髪など黒ではない色)


染めた髪(黒髪以外)については、男女とも採用担当者に悪い印象を与えてしまう恐れがあります。ただ男性の場合は、女性よりも染めた髪関しては厳しく見られがちです。女性は暗い茶髪などは業界・業種によって許容されることも多いですが、男性の茶髪や金髪は真面目に就職活動を行っていないように見られたり、社会人としてマナーがなっていないと思われてしまうこともあります。そのため、証明写真や就活では、金髪でなく茶髪でも基本的に髪を染めることは避けた方がよいでしょう。


長髪(ロン毛)はどのくらいの長さから言われるのかから気になります。まずは耳掛からない、襟出し部分の髪が前から見て見えない状態、前髪下ろしても目にかからないのが一般的に長髪(ロン毛)とは言われない長さになります。業界・業種によっては男性の長髪も受け入れられている場合もありますが、就活において長髪(ロン毛)は適していないと感じましょう。証明写真や就活では、清潔感や爽やかさが重要です。長髪は、採用担当者に「清潔感がない」「だらしなく見える」などといった印象を与えてしまいます。又整えてもチャラく感じてしまう場合もあります。個性を出すことは個人の自由ではありますが、就活では髪の毛が顔にかからないように短くするのをおすすめします。

坊主


坊主は顔をハッキリ出しているから良いと思われがちですがそうでもありません。スポーツなど運動系の部活やサークルの活動をしている人の中には、坊主にしている人も少なくないと思います。すべての坊主の髪型がNGというわけではありませんが、結論から言うとおすすめはしません。社会人になると坊主頭にしている人はあまりいなく、証明写真や面接で悪目立ちする髪型であるといえます。
坊主の髪型は、人によっては威圧感を与えたり怖いというイメージにみられやすく、業界や採用担当者によっては悪い印象を与えかねません。また、証明写真の撮影のタイミングや就活の際には部活やサークル活動は終えているのが一般的なので、なぜ坊主頭のままなのかという疑問をもたれる可能性も少なくありません。証明写真や就活では清潔感やビジネスマナーがあるかなども大切なので、特別な事情はない限りは坊主頭よりは長めの髪型にしておくことが無難です。

ツーブロック・パーマ


ツーブロックやパーマは清潔感もあり悪くはありませんが、証明写真や就活では控えたいヘアスタイルです。どちらも、カジュアルな印象を与えるヘアスタイルなので、フォーマルな就活の場では控えた方が無難です。
業界・業種や採用担当者の年代によっては好印象を持ってもらえる場合もありますが、いかにもパーマをかけているのが分かりやすいパーマヘアや段差がはっきりしているツーブロックは、お洒落にも見え整っている場合でも良い印象を持ってもらいにくい髪型といえます。特に堅い業界・業種を希望する人は注意が必要な髪型なので避けるようにしましょう。就活や証明写真では、おしゃれさを意識する必要はないので、清潔感や爽やかさを意識した髪型を心がけるのをおすすめします。

七三分けやオールバックは意外とNGなヘアスタイル


七三とオールバックは社会人の男性でも定番なヘアスタイルではあるのですが、特に新卒の学生がセットをし過ぎてしまうと印象が良くない場合もあります。

整髪料をつけてしっかりセットしたおしゃれなヘアスタイルの一つとして行っている人も多いと思いますが、そのまま就活写真(証明写真)を撮影したり就活に挑むのは避けるようにしましょう。セットし過ぎてしまうと就活で大事な清潔感や爽やかな印象ではなく、威圧感を与えたりやチャラく思われてしまう可能性もあります。

どちらのヘアスタイルもセットの仕方を変えれば好印象を与える髪型ではあるので、清潔感と爽やかさ、フレッシュさをイメージしてセットするようにしましょう。

男性の気をつけたい髪型(ヘアスタイル)や身だしなみなどが気になる方は、スタジオフォプロ就活TIPから参考にしてください。
https://www.phopro.jp/media/photo/a42

★履歴書の就活写真(証明写真)や就活で髪型の襟足や顔周りのおくれ毛は女性は特にNG


履歴書の就活写真(証明写真)や就活で女性がついやってしまいがちなNGヘアセットは、おくれ毛を作ってしまうことです。私服などでセットをする際に襟足やサイドにあえて少しおくれ毛を出してお洒落に可愛く見せた髪型から毛の束を少し抜き出したりと、ふんわりとした印象を作るものも多くあります。普段のお出かけやおしゃれなファッションに合わせるなら、とてもかわいらしくお洒落な印象になるでしょう。

ですが、おくれ毛などの与えるルーズで柔らかい印象は、就活という自身の紹介写真にはふさわしくありません。リクルートスーツに合わせしっかりしたイメージのヘアセットとはかけ離れます。また、履歴書写真(就活写真(証明写真))を撮影する際には、背景は単色で被写体(ご自身)とメリハリが出るように写ります。その際、おくれ毛が出ていると非常に目立ちます。

アホ毛はどうしても出てきてしまうことが多いですが、こちらもおくれ毛と同様に履歴書写真(証明写真)では目立つので、撮影の際は整髪料などで浮いてきてしまう毛を抑えるようにセットしておきましょう。

前髪のサイドの髪を少し残す顔周りのおくれ毛も可愛く小顔効果がありますがおすすめできません。おくれ毛は一切出さず、すっきりとした印象の髪型を心がけ履歴書写真(証明写真)や就活でも好印象を与えることができます。就活で大切な清潔感を与えられるような印象の髪型を意識しましょう。

★だらしがない印象は髪が少し出る感じ


出来るだけご自身でおくれ毛がある状態とない状態をスマホの自撮り機能を使用し、撮影した写真を比較してみましょう。襟足にしても顔周りにしても、おくれ毛がリクルートスーツを着た写真に写るとだらしがない印象を与えることがよくわかると思います。ご自身が確認することにより写真の売り方も変わってきますのでおすすめです。

ショートヘアやボブヘアの人は髪全体が短いため、サイドの髪の対策を忘れがちです。サイドの髪が耳にかからないよう、耳の後ろに隠すようにしてピンで留めておきましょう。耳を見せることにより顔全体が明るく見えます。

女性の気をつけたい髪型(ヘアスタイル)について気になる方はこちらもおすすめ
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★履歴書写真(就活写真)や就活での男女別のヘアセット気を付けるポイント

【男性のヘアスタイル編】


清潔感や爽やかな印象を与えるために、前髪、耳周り、襟足などの顔まわりをすっきりとさせ、長さ(短髪)を整え、おでこや耳が出るようにしましょう。すると明るく誠実さも出てきます。就活の採用担当者が見る内容は、お洒落さより、いかに清潔感や爽やかさ、お仕事を任せれられる責任感などを見られると思います。

髪型でいうと、ショートやベリーショート、刈り上げヘアなどありショートやベリーショートは、男性が就活する際の髪型として定番といってもいいヘアセットです。全体的に短くなるので、おでこや眉毛がよく見え清潔感を出すことができますが、ショートヘアやベリーショートの髪型でも前髪だけ長めの場合は髪の毛が顔にかからないようにおでこが見えるようにセットするようにしましょう。前髪が長く顔にかかると、顔に影ができて暗い印象に見えたり、面接などの際は何度も顔にかかった髪の毛を触ったりするのは不潔に見えたりだらしないと思われ印象が悪くなります。前髪もおでこや眉毛が見えるくらいの短さに整え、ななめに流したり前髪を持ち上げてセットするアップバングのスタイルにすると清潔感を演出でき、スッキリとした印象に見せることができます。

刈り上げヘアは、清潔感のある印象を与えることができるので、おすすめの髪型のひとつです。サイドやバックの髪の毛が軽く刈り上げてあると、全体的にスッキリして見えるので爽やかな印象を演出することができます。ただし、トップの髪の毛とサイドとバックの髪の毛の長さに差がありすぎると、フォーマルさのないツーブロックになってしまうので、境目が自然になるような長さの刈り上げにするようにしましょう。

ヘアセットに整髪料を使うのは問題ありませんが、特にワックスがおすすめです。ジェルやムース、スプレーなどさまざまな種類の整髪料がありますが、どちらもワックスよりキープ力がなかったり一度セットしてしまうと修正するのが難しいものがあります。ワックスは髪の毛の束感を出したり髪型をセットするのに扱いやすく、整髪料を普段から使用したことない人はまずワックスから使用してみましょう。髪の毛がテカったりベタベタになるほどつけるのは前項でもご紹介したとおり避けた方がいいですが、清潔感を出すためには髪をセットすることは必要なので、顔に髪がかからないような爽やかなヘアセットになるようつけ過ぎない適量を使用するようにしましょう。YouTubeなどでワックスの塗り方など手ににじませてから行うやり方を参考にしてみてください。

【女性のヘアスタイル】


顔周りをすっきりすると明るい印象になります。サイドのおくれ毛を出さず、耳を出します。一つ結びの場合は、襟足のおくれ毛も出ません。

ハーフアップの場合も、耳より前のおくれ毛は出さないようにしてください。そうすると下半分の髪を後ろに垂らしていても、すっきりとした印象になります。

前髪も目もとはもちろん、眉毛にもかからないよう調整します。目もとが明るくなると、顔全体と雰囲気が生き生きとして見えます。

前髪が短すぎるかサイドに流すか、ワンレングスやオールバックにする方法がおすすめです。流した前髪はお辞儀をするたびに崩れてこないよう、ワックスやハードスプレーで固めておいてください。崩れやすい人は、「スティック型のワックス」などで仕上げにかっちりとセットしておきます。

見える位置に前髪をピンで留めるのもよろしくなく、ピンを使う場合は髪に隠すよう工夫し、見えにくい位置につけると良いでしょう。

短くてかっちりとセットしにくい状態だと、お辞儀するたびに崩れる髪を直す動作を入れることになり、印象が悪くなります。
ヘアピンだけでなく、黒のヘアゴムも本来人に見せるものではないので、できれば隠してください。一つ結びにした場合、髪の毛を少しとった束でゴムを巻くときれいに見えます。どうしてもそれがうまくできない場合、紺や黒などの目立たない色のヘアアクセサリーでカバーするとよいでしょう。

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★履歴書の写真や就活のどんな髪型でもやっておきたいヘアケア


男女のどちらともどんな髪型であっても、ヘアケアはしっかりやっておくことをおすすめします。

ヘアケアの基本はシャンプーをする前にブラシでブラッシングをして、髪の汚れやほこりなどを落としておきます。その後に、髪の毛をしっかりすすぎ、全体が十分に濡れた状態でシャンプーをつけます。伸びている髪の毛を気にして洗う人が多いですが、髪の毛ではなく頭皮を洗うことを意識しましょう。頭皮を洗うことで、毛穴に詰まった皮脂や頭皮にたまる汚れを落とすことができ、ふけやかゆみなどを防ぐ対策にもなります。そして自然に髪全体も洗えております。洗い終わったらしっかりすすぎ、シャンプーが残っていないようにしてください。
髪を染めていた人やパーマをかけていた人は髪の毛へのダメージがあるので、髪の毛の保守としてトリートメントはするようにしてください。染めたりパーマをかけたりするとどうしても髪の毛は乾燥したりパサついたりしてしまいがちです。乾燥やパサつきは、見た目から髪の毛に潤いやツヤがない状態で、履歴書写真(就活写真)でも意外と悪い意味で目立ちます。また面接時期が暑い湿気のある時期が多いですので、就活の面接などでもパサついた髪などは分かりやすいため、清潔感がなく不健康に見えてしまう可能性もあります。髪の毛の乾燥などが防げるとアホ毛も落ち着きます。もちろん染めたりパーマをかけていない人も紫外線やヘアアイロンなどでダメージを受けていることも多いので、トリートメントをしておきましょう。

特に男性は女性より髪型のバリエーションが少ないこともあり、乾燥やパサつきなど髪の毛の状態は分かりやすいです。普段からヘアケアに気を遣うのは面倒だと感じる人も多いかと思いますが、履歴書写真(就活写真)の撮影の数日前からしっかりケアしておくと、ツヤや潤いが髪の毛にでて清潔感など好印象を与えられます。

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★履歴書写真や就活では男性も女性もすっきりとした清潔感のある髪型で


「丸顔だから」「エラが張っているから」など、フェイスラインに対するコンプレックスがある人は、つい就活ヘアでもおくれ毛を残したり顔に髪がかかるようにしてしまいがちです。また、おしゃれさを意識した髪型にこだわっている人もときどきお見かけしますが、就活で見た目の個性は重要ではありません。あなたの雰囲気など人柄、そして常識的な見た目ををみております。

就活では誰もがすっきりとフェイスラインをだし就活に適したヘアスタイルにするものなので、コンプレックスを隠したりおしゃれを意識することよりも常識的な身だしなみを大切にしましょう。

目もとや眉毛、顔全体がすっきりと出ている髪型は明るい印象になり、目力を強く見せてくれる効果も期待できます。すっきりとした髪型で、就活を成功させましょう。

就活における業界ごとの履歴書写真の撮り方スタジオフォプロさんおすすめ▼
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