就職活動は、日常生活や忙しい大学生又は短大、大学院生活を送りながら、同時進行でこなしていかなければなりません。確認や調べたり苦労がつきものの就職活動ですが、就職活動一辺に専念できる環境が少ないので、ストレスが溜まる学生様もいらっしゃいます。忙しい就職活動を乗り切って、内定をもらえるために、適度にストレス発散をしていく必要があります。すでに就職活動を経験した先輩たちは、実際どのようなことで大きなストレスを感じてしまったのでしょうか?就職活動を乗り切るため、どのような点で負荷がかかってしまうのか、しっかりと把握しておければ対策も行えます。ここでは、就職活動を実際に行った方にストレスについてアンケートを取りました結果を確認してきましょう。
就活時、ストレスを感じたアンケート
1位:38%なかなか内定が出ないこと
★なん十社かエントリしましたが、なかなか内定をもらえず心配になりました。[東京都/26歳男性]
★希望の会社どころか何件受けても内定をもらえず不安になりました。[大阪府/24歳女性]
★なかなか内定が決まらず精神的に追い詰められました。[埼玉県/28歳女性]
最も多かったアンケートは、「なかなか内定が出ないこと」で38%でした。アンケートしたコメントの中では、「就活を行い長くなれば長くなるほど内定が取れなくてストレスが溜まる」と感じる方が多いようでした。インターンやエントリーシートなど行う事が沢山あるのに内定を取るまで、かなりの会社の面接や連絡を受けている人も多く、なかには「20社以上の会社の面接を受けた」というアンケートもありました。他の就活生が内定を取っていくことへの焦りも不安やストレスへとつながってしまうことが多いようです。
2位:21%緊張する状況が続くこと
★内定が出るまで待ち遠しく落ち着かないし、自分だけでなくクラスの就活を行う人たちも緊張状態が続いていた。[東京都/28歳女性]
★中々内定が出ないと自分自身の自信が無くなり落ち込んでいきます。相談をしてもぬぐい切れないストレスでした。[埼玉県/23歳男性]
★面接や試験準備など人と接っしお話しをすることが得意ではないので緊張とストレスを感じた。[大阪府県/24歳女性]
2番目に多かったアンケートは、「待って緊張する状況が続くこと」の21%でした。就活中は大体緊張した状態になる傾向が多く、面接や筆記試験やエントリーシートなど、それらの採用活動のための準備など必要となります。又、いつ合否の面接や試験の結果連絡が出てくるかわからないので、常に気になりストレスになりやすいでしょう。
3位:17%スケジュール調整や書類の準備が面倒なこと
★スケジュール調整をし準備も普段通りにはいかない。[大阪府/26歳女性]
★行っていることが、もしかしたら無駄になると感じるときが一番のストレスだった。[神奈川県/29歳女性]
★大学の卒業論文制作など行う事が重なりスケジュールの調整に苦労した。[東京/29歳男性]
3番目に多かったアンケートは、「スケジュール調整や書類の準備が大変なこと」で17%でした。沢山の就職活動生は、複数の企業の採用活動を同時並行で進めなければいけない為、面接が同じ日に重ならないように、細かな調整を間違えないようにしていかなければなりません。また、複数の企業の採用活動に参加の場合、エントリーシートなども多く作らなければなりません。学業も行い卒業できないとなったらまたっく意味なくなりますので、忙しさに追われてストレスがたまりやすい傾向です。
まとめ
就職活動の全体もみてみると非常に多くの方が、なんらかのストレスを感じていることがわかります。わずか7%程度の方は、「ストレスを感じない」とアンケートもありました。しかし、コメントを確認するとすんなりと内定を獲得しているケースや、アルバイトから正社員登用されたという回答もあり、少し特殊なケースであるといえるでしょう。また、せっかくの就職活動ということで、前向きに楽しもうとする姿勢を持っている方もいました。
ですが残りの93%は就職活動にストレスを大変感じており、特に内定が決まっていない方にとっては、非常につらい就職活動となっていたことがわかります。さまざまな会社から不採用の通知を受けてしまうと、「どこにも就職することができないのは?」などの自信を無くしネガティブな感情に陥ってしまいやすい傾向です。それによって、就職活動自体が面倒や苦痛となってしまうケースがあるでしょう。
自分だけではなく周囲の就職活動の状況や、ピリピリした雰囲気にさらさられてしまうと、ストレスを感じやすくなります。面接スケジュールがいっぱいになってくると、「就職活動なんて面倒だ。やめてしまいたい」という気分になってしまいそうですよね。また、今回はアンケート数が少なかったものの、「第一志望の企業から内定をもらえなかったことで、大きなストレスを受けた」という回答も9%程度ありました。
就活生個々によっては、小さなころからあこがれていた職場がある方もいるかもしれません。その会社に就職するため、色々と調べたりさまざまな企業の採用活動に参加していたのに、肝心の第一志望の会社には不採用になってしまうショックは、推しはかることができないほど大きいストレスといえるでしょう。
これから就職活動を受ける方は、さまざまなストレスと向き合う必要があります。できるだけ焦らずある程度ストレスを想定して、適度にストレス解消をしていくようにすると就職活動自体もいい方向へ進む可能性が高まるでしょう。