就活生は男女問わず、身嗜みの一環としてメイクを行う人がいるようです。TPOに応じて適したメイク、お仕事用のメイクやお出掛け用のメイクはそれぞれ違ってきます。
目的に応じたメイクを行わない場合は、一人だけ浮いたりするかもしれません。
就職活動で使用する履歴書の証明写真では、就活生の自分を紹介する手段であったり、志望先への最初のご挨拶であったりします。TPOに合わせたメイクの仕方を知っておく必要があります。
これから証明写真を用意する就活生の皆様に、男女問わず好印象を与えられる就活メイクのポイントをご紹介します。
普段しているメイクはどんな感じ
普段からメイクをされている方は、就活用証明写真の際も普段と同じやり方でメイクをしていると思います。慣れていて自信のあるメイクだとしても、他人の目で直に見られるメイクです。証明写真のメイクは、自然の光ではなくスタジオ用の人工的な光になりますので、それに合わせたメイクをする必要があります。
普段のメイクでは、自然な光が当たった状態でメイクを行いますので、目で見た感覚で仕上げてゆきます。しかし証明写真向けのメイクは、機材を使用して人工的な光を用いて撮影しますし、光源の角度なども自然光とは違う場合も多く、メイクのプロがこれらを計算しながらメイクを行うことになります。スタジオ撮影に慣れた、プロのメイクスタッフにメイクを行ってもらえれば、安心してお任せできるのではないでしょうか。
証明写真用ベースメイクとチークのポイント
ベースメイクは、ファンデーションを使った、肌の色や顔を綺麗に見せる役割があります。証明写真のベースメイクでは、清潔感が出るように、肌の質感と合うように纏めます。特定のポイント、例えばニキビや目の下のクマ、肌荒れが気になるところなどを効果的に厚く塗る場合もあります。又、立体感を出すためにフェースラインの輪郭部分に、ファンデーションを薄く延ばすようにして、中央部が浮いて見えるようにする事もあります。健康的に見せる為には、自分の肌の色に近い色を、チーク部に合わせて塗ると肌が血色良く見えます。
証明写真用アイメイクとアイブロウのポイント
目元を強調したり、目元のポイントを良く見せたりするのが、アイメイクやアイブロウなどのアイメイクになります。印象を与える顔の中でも目元はとても大切で、目元がくっきりはっきりしている方が、存在感が示せたり印象に残り安かったりします。但し、濃すぎるアイメイクは、その部分だけ浮いて見え不自然になってしまう為、就活証明写真では目元の協調はしますが、ナチュラルを目指します。アイシャドウは肌の色に近い物を選び、目元に健康的で自然なグラデーションを出し、茶色系か黒系のアイラインを使用して目の輪郭を自然に際立たせるようにします。目元をよりはっきりさせるには、マスカラを使ってまつ毛のカールを強調します。眉毛を整える際にはアイブロウを使用して、輪郭を意識して仕上げるようにしましょう。
証明写真用リップラインのポイント
リップも目元の次に目立つ部分ですので、元の唇の色に近いピンク系やピンクベージュ系の色を選ぶようにしましょう。基本的にナチュラルを目指しますが、色白の方の場合は、リップを少し濃い目にしても、撮影時の光で良い具合に写りますのでお勧めと言えます。
注意する点として、就活証明写真では口角を上げて微笑む印象の良い表情で写る為、リップラインを整える際にしっかり意識してラインを引くようにする事が大切です。
適切なメイクで好印象の証明写真に
就活用メイクの仕上がりは、必ず写真撮影を行って写った状態を確認するようにしましょう。撮影時の照明の強さは、プロのメイクさんでない限り確認しなければわかりません。何事も確認をして行けば間違いも少なくなるものです。しかし、自分で何度もメイクしてその都度撮影して確認するのも、時間と手間が無駄にかかってしまいます。そのような時は、ヘアメイクに対応している写真館やスタジオで撮影を依頼する事で、プロのメイクスタッフにお任せできます。自分の紹介写真でもある履歴書の証明写真を好印象に見せる為、就活に合わせたメイクをお願いしてみるのも良いかもしれません。