証明写真に写った自分の顔の印象はどうでしょうか?余り印象が良いと言えず、怖い、不気味などと思う方もいるのではないでしょうか。
写真写りが良い時も悪くなる時も色々と有りますが、証明写真の場合実物よりも見劣りがしてしまうのは勿体ない事です。履歴書用の証明写真は、自身の紹介写真と言えますので、少しでも印象の良い写真を使いたいものです。今回は証明写真の印象を良くして、就活証明写真でライバル達より少しでも有利になるよう、撮影時のコツを紹介します。
証明写真や、写真自体が苦手な人は意外と多い
証明写真だけでなく、写真自体が苦手な人は意外と大勢います。撮影時にどのようにしたら良いかと悩む人もいる事でしょう。証明写真の仕上がりに納得行かなければ、撮り直す事も可能ですが、写真が苦手な方には、撮り直しても良くなるとは限りません。何回もチャレンジする事で時間も掛かりますし、撮り直してもよくならなければ、次第にやる気も失われてしまいます。そんなマイナスな状態に陥らない為に、印象の良くなる写り方のコツを覚えておく事をお勧めします。姿勢や表情等、わずかに変えることによって印象は大幅に変わってくる物です。少しでも好印象な証明写真になるようにしていきましょう。
印象の良くなる写り方
姿勢や顔の角度などの印象を良くする方法で。先ずは姿勢ですが、背筋を伸ばして綺麗に見える姿勢を心掛けます。証明写真では背筋を伸ばす事により、顔つきに変化が出ます。コツは、頭のてっぺんから天井へ引っ張られるようなイメージを持ち、背筋を伸ばします。同時に少し胸を張るようにするとより綺麗に見えます。但し、やりすぎて背中が反った状態にならないようにします。又背筋を伸ばそうとして顎が上がってしまう場合がありますが、こうなると返って悪印象になりますので注意しましょう。
額を意識する事も大切です。顎を引いた方が細く綺麗に見えますが、引きすぎてしまうと下を向く感じになると、顔全体が暗い印象になったり目つきが悪く見えたりと、良い印象にはなりません。そうならないように、顎を引く感覚ではなく額を真っ直ぐ撮られる方向に向ける感覚にすると丁度良い顔の向きになります。顔が上向きになりすぎると偉そうに見え、きつい印象になりがちですし、下向きになりすぎると、暗くやる金感じられない印象に見えてしまいます。鏡を見ながら、印象の良くなるポイントを確認してみましょう。
撮影前に、スーツのシワや汚れを確認しましょう。表情を良くして姿勢が綺麗になっても、服装が乱れていては台無しです。印象の良い写り方を意識しすぎて、顔や姿勢を調整すると、着ている服にシワがよる場合があります。女性はスーツの襟やシワをチェックし、ブラウスの襟を出す場合など襟が均等になっているか確認しましょう。又、第一ボタンを開ける方は折り目など左右対称にした方がすっきり見えます。男性はスーツの襟やシワをチェックし、ネクタイが曲がっていないか確認しましょう。ジャケットのサイズが小さい場合は男女とも肩にシワが出やすくなりますので、注意しましょう。サイズが有っていない場合は、レンタルスーツを利用するのも良いでしょう。
写真館やスタジオであれば、計算されたライティングで明るく写り健康的に見えて、結果として写真移りの良い証明写真に仕上がります。一方、証明写真機で撮影すると、基本的に暗めに写りますし、ライティングも計算されていないのでメリハリの無い平面的な写真になりがちです。もし、証明写真機や自分で撮影をする場合は、顔の横(右でも左でも)に光を反射させる白い布等を用意して、少しでもメリハリのある立体感を出すようにしてみてください。
証明写真は出来るだけ明るい表情で写った方が、採用担当者等へ良い印象を与える事が出来ます。理想は微笑んだ顔です。決して口を開けた笑顔ではなく、あくまでも口を閉じた微笑です。大抵の方は口元に力を入れて「い」の形を作りますが、力が入って硬い表情になりがちです。上手く微笑むには、口を閉じて両頬をも持ち上げるような感じにすると、自然と口角が上がってきます。少し練習すれば感覚がつかめると思いますので、鏡を見ながら練習してみると良いでしょう。又、歯並びの関係で口を閉じた笑顔が難しい場合は、修正で対応してくれる場合も有りますので、写真館やスタジオに相談してみると良いでしょう。
写真に自信が持てれば、就活も自信が持てる
就活用証明写真の撮影時のコツを紹介しました。これらの内容を心掛け、鏡等で表情や姿勢を練習し、自信を持って撮影に臨めば、写真写りも良くなり、気持ち的にも安心して就職活動を進められる事でしょう。証明写真は最初のご挨拶とも言われます。印象の良い写真を用いて、相手に好感を持ってもらうと有利に進むかもしれません。良い表情を証明写真にして自信を持って就職活動に臨んで内定獲得を目指しましょう。