就活写真のお化粧 プロのヘアメイクに聞いたお勧め

証明・就活写真のヒント

企業が人材に求める理想的な人柄や雰囲気などがあります。採用担当者や面接官は、先ず内面的な部分を外側から判断するための材料として、履歴書の証明写真を見ていきます。志望する業種や職種によってそれぞれに適した(写真の)見せ方ができれば、選考を有利に進める事ができるのではないでしょうか。
ここでは、就活用証明写真で、志望する業種・職種ごとの有効な就活メイクのポイントをご紹介します。

イメージを良くする身嗜みポイント

先ずは、着用しているスーツやブラウス、ワイシャツなどの種類により、簡単に合わせる事ができます。言い換えますと、志望する職種や業種によって、服装を合わせたり調整したりすると言う事です。理想とされる人材のイメージとして工夫をすればより良い印象になる事は間違いありません。
金融関連では、他人の資産運用などに携わる内容を任されます。信用・信頼を得る為に、真面目さや清潔感のイメージが理想といえます。髪型はまとまりのあるすっきりとした感じに見せます。女性の場合はシャツの襟はキチンとボタンを留め、ジャケットの上に出さないようにし、少し堅めで仕事が出来るイメージを出します。商社など落ち着いたイメージが求められ、誠実さと知的なイメージにする為に、髪を後ろに束ねてボリュームを抑えた髪型にすると良いでしょう。更に女性の場合は、ブラウスの襟を外に出して顔周りを明るく見せるのも効果的です。軽すぎず感じの良い、接しやすい雰囲気がお勧めです。
公務員などの場合は、オシャレ感は無いと考えて出来るだけ全てを引き締めるイメージで纏めましょう。髪型などもすっきりと見えるようにして、服装も落ち着いた形や色を選ぶようにしましょう。爽やかさがポイントになります。
その他の業界では、やはり悪印象を与えないことが大事です。お堅い業種の場合はブラウスの襟を出さない、ネクタイは落ち着いた色を選ぶなど。そこまで堅くない業種では明るいイメージになるよう、ブラウスの襟を出したり、ネクタイを明るめな色にしたりなど。共通する事は、表情の見せ方で、軽く微笑み印象良く見えるようにしましょう。基本的に歯は見せませんが、エアラインやマスコミなどの一部の職業の場合は、歯を見せる笑顔にした方が良い場合もあります。

就活メイク・ベースメイク

メイクの基本となる、最初に行うメイクです。厚塗りにならないように注意して、薄くナチュラルになるように整えましょう。ニキビやクマなどを隠したい部分は、コンシーラーなどを用いて部分ケアを行いましょう。色はご自身の肌色に合わせるようにしますが、分厚く塗りすぎないようにしましょう。清潔感がなくなり、派手で落ち着きのない印象になってしまうとマイナスイメージになってしまいます。

就活メイク・アイメイク

目元は、その人の印象を左右する大事な箇所になります。メイクに気を使うとより好印象に見せる事も可能です。基本的にはベージュ系やブラウン系など温かみと落ち付きのある色味を選ぶと良いでしょう。派手なカラーシャドウなどは就活には向きませんので控えたほうが良いでしょう。又、眉毛も大切な箇所ですので、左右がずれないように注意して、太さや長さ等バランスに気を付けて整えるようにしましょう。

就活メイク・リップ

リップ二種類あり、質感が自然なシアータイプと、つやを抑えた質感のマットタイプになります。リップに自然な潤い感があると健康的に見えて、好印象になります。色味はナチュラルに見えるようにする事がポイントです。派手な色合いを避け、チークや目元などとのバランスも考慮しましょう。

就活メイク・その他

普段用のメイクと、就活用のメイクでは基本的に別物になります。ご自身の好みや、その時々の気分で行う普段メイクと違い、就活メイクでは志望する職種や業種に合わせて対応することが、内定獲得への近道と言えます。但し、何かと時間に追われる就活生にとっては、プロのへアメイクが在籍していて、就活に対する知識もある就活証明写真専門のスタジオの利用をお勧めします。証明写真自体の仕上がりもそうですが、就活に適したヘアやメイクの仕方に対するアドバイスが貰える事もあります。そうしたアドバイスでインターンシップや就活時の面接の時に自分で行えるようになれば有利です。

就活用証明写真スタジオ
写真写りが良くなる笑顔に必要な表情筋の鍛え方