最近では、私服やカジュアルスーツなどで出社しても大丈夫な企業が増えてきていますが、就職活動はまだそういった状況にはなっていません。志望先の企業から特に指定が無い限りは、リクルートスーツを着用して臨む事になります。スーツを取り扱うお店は数多くありますので、好みや予算等に応じて、さほど迷う事無く選べると思います。就活で、色柄物を避けた方が良い女性とは違い、男性はネクタイを身に付けるのが必須となっています。どのようなネクタイを選ぶと良いのか、印象の良い色柄、形などの選び方をご紹介します。
就活写真はネクタイの色や柄により自身の印象が変わる
職種や企業により異なる事もありますが、基本的な就職活動はリクルートスーツを身に付け行います。証明写真も同じ姿で撮影します。男性では大抵黒か紺のスーツ、ネクタイは色柄がある物になります。ネクタイは顔を見ると同時に目に入りますので、印象が大きく左右されるアイテムでもあります。色による雰囲気は異なる為、自分でどのように見せたいのかを決めて、ネクタイの色を選ぶと良いでしょう。堅い業種であれば落ちついた雰囲気に、接客等人と多く接する仕事であれば明るい雰囲気を選ぶなど、志望先に合わせてネクタイを替えるのも作戦になります。
就活写真のネクタイの色で与えるイメージ
就職活動用のネクタイはイメージを変える為、四色の系統を用意しておくと良いでしょう。
〇赤系は、情熱的で明るい、やる気を感じさせる印象になります。色合いにより目立ちすぎたりする場合もありますが、活発に見せたい、やる気を見せたいといった場合に使用すると良いでしょう。
〇青系は、清潔感や真面目さ、知的で落ち着いた印象になります。年配の役員が多い企業や、金融関連、医療関連などお堅いイメージの業種を志望する人にはお勧めで、就活生の中でも人気のある色系となっています。
〇黄色系は、明るく親しみやすさを感じさせる印象になります。表情が暗く見えたり、不機嫌な感じに見えたりする方にお勧めと言えます。黄色を使用して相手の目線をネクタイに向かせ、顔を明るく見せるといった使い方をする方もいるようです。
〇グレー系は、落ち着いた大人っぽい印象になり、不動産、金融等の落ち着いたイメージのある業界向きと言えます。重みを付けた印象にしたいときなど、使用を検討してみてはいかがでしょう。
他の色、例えばピンク系や白系などはカジュアルな印象になりがちですし、黒系や紫系なども暗い印象を与えてしまう可能性があります。他の就活生と同じ色になってしまうとしても、冒険はせずに無難に選ぶ方が間違いないと言えます。
就活写真のネクタイの柄で与えるイメージ
チェック柄では、カジュアルに見えてしまう場合がありますので、線が細めなものを選ぶようにしましょう。
基本的にはお店でも多く扱われ、就活生の多くも使用している柄がストライプになります。体格が良く体が大きく見える方などは細目の線を選ぶようにしましょう。
ドット柄を選ぶ際は、点が小さいものを選ぶようにすると良いでしょう。大きいドット柄は可愛らしい感じになり、幼い印象になる場合があります。
その他の柄では、キャラクターやブランドロゴなどが入った特殊なネクタイなどは、特殊感や個性的な印象与える場合もありますが、基本的に就活には向かない物と思いましょう。
就活写真はネクタイの結び方も注意
ネクタイの結び方はいくつか種類があります。基本的にはどの結び方でも良いのですが、結び目が左右対称で隙間なく締めるようにしましょう。曲がっていたり左右対称でなかったり、緩んでいる等は、だらしないイメージになってしまいます。結び方は、ワイシャツの襟の形に合わせて結ぶようにすると、キチンとした印象になります。オシャレ感は必要ないので、個性を強くせずに無難に結びましょう。ネクタイピンなども斜めになっていたりするとだらしなく見え、マイナスポイントになりますので、無理して付けなくても大丈夫です。
就活写真での業界･業種に合わせるネクタイ選び
金融関連や公務員、外資系などはお堅い感じの業界にはシックで落ち着いたイメージに、営業職やＩＴ企業などには明るいイメージ、などなど業界や職種業種に合わせたネクタイ選びをして、内定獲得率を上げるようにしましょう